ドイツ東部、エルツ地方のザイフェンは“おもちゃの村”として知られ、
クリスマス時期には多くの人がこの村を訪れるのだそうです。
我が家にも、エルツ地方で作られたであろう
小さなクリスマスピラミッドがあります。
いつのまにか、そのお店もなくなっていましたが。
クリスマスピラミッドは、木製のキャンドルスタンドです。
キャンドルを灯すと温められた空気が上昇してプロペラを回し、
それに合わせて小さな人形たちもくるくる回ります。
当時5歳だった甥っ子へのクリスマスプレゼントにしよう
と思って購入したのですが、渡しそびれて今に至ります。
それから8年間、一人暮らしだった私はクリスマスが近づいても
ツリーの飾りつけをする余裕もなく、このピラミッドを玄関に置いて
申し訳程度のクリスマス気分を味わっていました。
小さなウサギの耳がとれてしまって、
ちょっと古くなってしまったピラミッドですが、
今、我が家の子どもたちのおもちゃとして活躍してくれています。
二人の子どもたちは、炎の力に頼ることなく、
ふうふう息を吹きかける人力(風力?)でプロペラを回すのです。
それもまた、アリかなと。
情報紙「VISA」は、お仕事で知り合った方が、
わざわざ持ってきてくれました。Sさん、ありがとうございます。
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